朱点が無いのはヤマメですか?いいえ、アマゴです。

Posted by nogiyama
3月 06 2013

こんばんは、そぎまるです。

先週末、アマゴなるものを釣りまして・・・。

いざ食べようとしたときに、大きいほうの固体にアマゴの特徴とも言える朱点がない・・・

朱点が無いのはヤマメじゃないのかな?とも思ったのですが、ほろ酔いだったそぎまるはたいして気にもせずにアマゴ(゚д゚)ウマ-と食べてしまいました。

しかし後日、少し気になったので昔アマゴの調査をしていたという青山さんと魚が好きなひろさんに写真見せて事情を話してみたところ・・・

団長「専門外だ・・・」

( ´゚ω゚`):;*.’:;ブッ

ひろさん「自然史博物館に聞いてみる。」

なるほど、ひろさん心強い(´∀`)しかも、この川の水系にはヤマメは居ないはずなので、もしヤマメなら凄いらしいね、知らんけど。

ってことで結果まち

P1060062

死んでるけど・・・・上のが朱点のないやつ。

P1060056

釣った直後・・・

P1060057

どやっ

朱点がないのよ・・・(´・ω・`)

P1060052

その前に釣ってるのはきれいな朱点が入ってます。

んで、結果。

「ヤマメにしては体の色合いやパーマークが少し不自然です。

もともと紀南地方にいたアマゴは朱点が少なく、
河川によっては、ほとんど朱点のないアマゴ集団もいたようです。

多くの釣り人は、朱点の多いアマゴを好むので、
これまでは、漁協は朱点の多いアマゴを作り放流していました。

最近になってようやく元からいたアマゴを復活させる兆しがあり、
県の水産試験場や漁協が朱点のないアマゴを放流しているようです。

写真のアマゴは恐らく、そのような血統のアマゴだと思います。
特にそぎまるのつりをしていた川は源流域に、そういう個体群が生き残っていて
、保護しようとしています。

ですので、朱点のアマゴより、
このアマゴたちが和歌山のオリジナルの可能性がありますね。」

ということは、やはりヤマメではなく和歌山原産のアマゴということなんですね。

それにしても朱点の無いアマゴとか素人にはヤマメと区別つかないですね(;´・ω・)

とりあえず一つ疑問が解けました(´∀`)

んで、今日も今日とてつりに行ってたのですが、ホーム河川(いつものポイントよりかなり下流)にて冬場には無かった生命感を感じましたね。

シーバスのボイルがぼつぼつ、ボラジャンプもぽつぽつと・・・まぁ釣れんかったけどねw

そのせいか、入ろうと思っていたポイント3箇所とも平日だというのに先行者ありでした(;´・ω・)

春が来ましたねぇ(^ω^)ニコニコ




12 Responses

  1. 青山 より:

    ヤマメじゃなくて残念でしたね。

    ヤマメも釣りにいきましょやーい!

    • そぎやま より:

      そんなに残念でもないです(^ω^)

      釣れてくれるなら何でもいいんです。

      また何でも釣りに行きましょう♪

  2. コットンフィール より:

    こんにちはー。

    魚クンばりの疑問&調査ですね!
    希少価値のある魚を食してなくてよかったですねぇ(^^;

    朱点のある無しには、そぎやまさんのこの記事で初めて知りました。

    川もフナも海も賑やかな春を迎えられてますね!

    紀北地方から泉南には、コウイカの春も来てますよ~(^^

    • そぎまる より:

      こんにちは(^O^)

      僕は釣っただけでみんなに調べてもらった情報をここで書いただけなんですけどね(^_^;)

      ちなみに希少な魚は食してしまいました(>人<;)

      これからもっと暖かくなって色々な魚が釣れるのが楽しみです!

  3. スマーフ より:

    川魚ってみんなソックリで見分けが難しいですよね。
    僕もわかってるつもりでも見慣れてないから、ちょっとした個体差があるだけで
    一体こいつは何者?
    ってのがよくあります。
    最近キャンプにはまってるので渓流にも行きたくてウズウズ・・・
    行くときは釣り方教えてね^^

    • そぎまる より:

      キャンプも楽しいし、渓流も気持ちいいですもんね(^ω^)

      魚も特徴とするものがなくて、顔つきや色合いで判断とかなるとかなり難易度高いっす(^_^;)

      釣り方は団長に聞いてください(´・ω・`)

  4. たく より:

    どや顔3連発www

    しかし、そぎは持ってるね~( * ̄▽ ̄)σ

    その内K川でアカメ釣りそうやわw

  5. ひろ より:

    原種をくうとは。。。。

    ゆるさんヽ(`Д´)ノ

  6. 岩槻幸雄 より:

    朱点のないアマゴの写真を拝見いたしました。おもしろいですね。

    実をいうと全国のヤマメ(サクラマス)・アマゴ(サツキマス)及びビワマス、台湾マスの遺伝系統の研究しております。イワナは全国の系統の概要がようやく分かってきましたが、ヤマメ・アマゴは残念ながら分かっていませんでした。

    そこで10年以上前から私どもの研究室でほぼ全国の在来系統を把握するために調査を行ってきました。漸く全国の採集調査が終わり、その概要を把握したところです。本年度公表の予定です。

    この写真の朱点のないアマゴがどのようなグループに系統に属するのか、サンプルがあれば、解析すれば一発で何らかの結論が得られると思います。調べて見たいですね。これは典型的な宮崎や神奈川の在来ヤマメの色彩(パーマークが丸い)と同じです。本当にヤマメの系統の可能性があります。

    ご連絡いただけるとありがたいです。他にも報告している人はいますか? 新宮の近大の淡水部門には知り合いが居ます。ヤマメ・アマゴも奧が深いです。

    私のサイト
    http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/yuk/index.html

    • nogiyama より:

      コメントありがとうございます。

      実はこの記事を書いたあと、あまり渓流に釣りにいってないので、自分では朱点の無いのは釣ってないですね。

      日高川で釣った魚ですが、知り合いが同じような場所に釣りにいってる話は聞きますけど朱点無しが釣れた話は僕は聞いてないです。

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