久しぶり。本日久しぶりの投稿になります、昨日はなぜ更新できなかったというと、なんとまぁこの時期にバーベキューをしたからなんですよ。まぁ寒くは無いんですけどとりあえず暗かったですね。次はぜひとも夕方くらいにやりたいもんですよ。
デンドロカカリヤ このタイトルのひとつにもなっている短編ですね。まぁなんせコモン君がなぞの植物デンドロカカリヤになっていくさまを書いているんですけどね。最後には政府に守られた植物園で最終的にはデンドロカカリヤになってしまうってのですよ。なんか読めば読むほど深いような、しかしながら意味を求めてはいけない作品ですね。
とりあえずの当初の主人公?鳩でございます、元伝書鳩でございます。それが剥製にされ銅像になり最後は主人を殺す銃の玉になります。足をゴリゴリ切られたりします。安部公房の作品は物質は意味をなさないんでしょうね。体でなく魂のようなものこそきっと意味があるんでしょうね。最後になるのが銃の弾丸ってとこがなんか残酷なようなまぁいろいろです。 とまぁ長くなりそうなので本の話に興味のある人は続きを読んでください。
↑自宅で久しぶりに離乳食を食するこうき氏。
ここからはレビューの続きです。 飢えた皮膚 これはあまり興味はありませんでしたね。まぁいいとこの女さらってカメレオンみたいな病気になりますと脅し薬漬けにしていく話です。
職の無い男が空中楼閣建設につき人材募集の怪しいチラシを見つけ、それを信じて七転八倒していきます。まぁ最後に不思議な空中楼閣が出現してそこの男に殺されるのですが、それも何かの比喩だったのでしょうか?まぁ自分の読んだまま感じたままに理解するようにします。 これはインパクト大ですね。なんか自分のことのように読み進めてしまいましたよ。いきなり夜中に自分の部屋に大家族が居ついて自分は奴隷同然のように扱われる、大切な恋人は奪われ給料も奪われ、最後には命までもが奪われてしまう。この家族の自分勝手さに僕は読みながら憤慨して今いましたね。警察も大家も頼れない、この家族は居場所ではなく最初から彼の命をもらいにきたんですかね?
大好きなんですかね?ノア。安部公房の作品にはよく登場するノアの方舟、なんせ偉いノア先生が傍若無人に振る舞い、最後には方舟は完成せずノア先生は飲んだくれの汚い老人になってしまうのでした。この中に登場するサタンとエホバのお話もなんだか何か意味のあるものに思われまた読み返してみたくなる短編ですねぇ。
まぁひとつの島を口八丁手八丁で島長を言いくるめ、まぁ大もうけしていく鉄砲屋の話ですね。まぁいきなりのことに対応できない島長はもぅ大変ですね。なんかでもあんまり後味は良くない感じですかね?でも最後はへぇって感じでしたね。
投稿者: 日時: 2006年09月15日 21:13 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ トラックバック
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